悲劇のマリオネット Lyrics

ちっぽけな宝石のネオンが溢れる　小さな街の夜が始まる
酒の匂いと罵声が飛び交うキャラバン　あたしは今日も踊るの

大して取り柄も無いから　大勢の踊り子に埋もれていた
だけどある日気づいたの　自分を見つめる視線のあること
まわるまわる　光と陰の中　メリーゴーランドは走るのを止めない
まわるまわる　雑踏にまぎれた　世界からあたしを救ってくれた

視線の先のあなたは毎日　バラの花一輪投げてくれたわ
空腹も我慢して　パンを買うための僅かなお金もないて
あたしは口も聞けないマリオネット　言葉では伝えられないでしょう
だけどこの胸にたぎる思いは　あなたの瞳に焼き付くのでしょう

まわるまわる　あざ笑いの中　ただ一点の光を探して
まわるまわる　悦び花開く　世界にあたしを導いてくれた

三日月が不気味に笑う夜に　旅立つあなたの悲しい告白
遠くからでもあなたに見える様に　最後の最後のステージを

まわるまわる　炎に包まれた　真っ赤にもえるあたしを見ていて
まわるまわる　薔薇の雨の中　一番綺麗に踊るあたしを見て
まわるまわる　光と陰の中　メリーゴーラウンドは走るを止めない
まわるまわる　雑踏にまぎれた　世界からあたしを救ってくれた

踊り続けるわ　この身が灰になるまで