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生まれなかった都市 Lyrics

時を止めナイルの岸に立つ 確率の看守 嘆きを聞く
空に星座の不動を妬み 積もる暦の塵を吸う

ただ吹く風の音 無意味の眠りに来て
あの日に消えたと 桃源の夢を見せ
時に捕られて地下鉄が来る さだめし都は幻の絵
空に不動の塔の間をぬい うごめく人は塵芥

まだ吹く風の音 黄金を背に隠し
何故見ず過ぎたと ナイルの岸へ返る
無数のレイヤー 幾重も通り
聞こえる声は キミの名を呼ぶ
嘆きのレイヤー モアレを組んで
生まれぬままの 都を見せる

支流の川辺で賢者は撃たれ 選択の騎士は嘆きを知る
海で無常にたつ波を見て 逃げる時を追えずに

まだ吹く風の音 不変の道を抱いて
消さずに守ると ナイルの岸へ向かう
無数のレイヤー 幾重も通り
聞こえる声は キミの名を呼ぶ
嘆きのレイヤー モアレを組んで
生まれぬままの 都を見せる
聞こえる声は キミの名を呼ぶ
生まれぬままの 都から来て
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