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忘れ去られた神聖四文字 Lyrics

彩黒の夜明けの覚醒 遍く残る崩れた砂の欠片[sands]
重く揺蕩う蝋燭の灯 青ざめた月の光[lys]

薄靄 霞んだ意識
両手に掬った灰色の詩
射抜かれた月 壊された空
重層化した虚像[Fantasy]堆き声
偽りの傷 透過した可能性[lys]
時に囚われた、ある少女の残光...

物語の種子は芽生えた 無音に不穏に目覚めた
黒い煤を舞い上げ拾う 閉ざされたはずの幻想[lys]

傾く絵画に笑む 掬いきれぬ砂を溢して---

不可思議な場所 不可侵の扉
重層化した幸福と不幸の連鎖[Fantasy]狂い咲く生
共鳴の音 共存の光[lys]
狭間とられた、或る少女の告解...
拒絶したその全てを悠久の砂時計を戻して
導く 神聖四文字[Tetragramaton]明瞭に誘う
今あの瞬間を 今その瞳で---

射抜かれた月壊された空
重層化した虚像[Fantasy]堆き声
偽りの傷 透過した可能性[lys]
時に囚われて凍りついた蒼茫
軋んだ仮面 不可侵の扉
重層化した 幸福と不幸の連鎖[Fantasy]狂い散る死よ......
共鳴の音 共存の光[lys]
狭間囚われた、或る少女の告解...

「少女が目を覚ますと、そこは閉ざされた館だった。
まるで時が止まっているかのような空間。
出口は不可視の力で固く閉ざされ、外に出ることは叶いそうにない。
館にいるのは、仮面でそれぞれの表情を覆った住人達。
幾つもの無遠慮な視線が、少女の華奢な体躯を撫でつける」

「救いなんて、いらない......」

「---呟いた声は、誰のものだっただろう?」
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告解エピグラム (2010)
忘れ去られた神聖四文字 少女は悠久に沈んで Double Cast 冬の星座 双子少女の見る夢は 無為な羽音が壊した明日 錆びない言葉と錆びない指輪 セカイの調律した祈り エフティヒア Fine