.

capriccio ~心はいつも曇りのち晴れ~ Lyrics

助手席はお気に入りの鞄(かばん)とカメラだけ
見慣(みな)れた街を背にして一時間ちょっとの逃避行(とうひこう)
泣きたいから ここを選んだの
初夏(しょか)の香りが眩しい 呼子鳥(ことり)と私だけが知ってる
地図に載(の)らない丘へ
言わないつもりの言葉(cloudy heart and sky)
消えて、浮かんで、消して...(think over my mind)
きっと私は幸せすぎて我がままになってるね

覗(のぞ)いたレンズの向こう
切り取った景色じゃ まだ物足りなくて
小さな手伸ばすけれど
背伸びのつくしに笑われたような気がした
不機嫌だった空 曇(くも)りのちに晴れ

ただ声が聞けないだけで迷路に迷い込んだ
低空飛行の翼に横風が吹きぬける
掴んだはずの日々が(cloudy heart and sky)
掠(かす)れ、よじれて、揺れて...(think over my future)
今の私は欲張(よくば)りすぎて不器用になってるね

ピント合わせた夢の
シャッターを切るたび想い出が増(ふ)えた
身の丈(たけ)の高さから切り取った世界は 私だけの宝物
不安の雨傘(あまがさ) 閉じても良いよね...?

(cloudy heart and sky)
(think over my dream)
悔しいもどかしい時が
流れ、押されて、過ぎて...
きっと誰もが風に煽(あお)られ飛べる日を待っている

覗(のぞ)いたレンズの向こう
重なる雲間(くもま)に光見つけた
涙が見せた魔法 シャッターで切り取って
翼に貼(は)れば
緑の露(つゆ)をつけた鞄底(くつぞこ)弾(はず)んで私を運(はこ)ぶよ
その一歩先に広がる
新たな景色が何よりの贈(おく)り物と
気付いた今日の空 曇(くも)りのち"幸せ"
Report lyrics