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この時期のヴァンパイア Lyrics

合わす顔をいくら持ち合わせたとこで 見透かされる前にみすぼらしくなるのは
使い道のない でも捨てるのは惜しい きれいに畳んだ包み紙の束みたいだから

こんにちは ありがとう さようなら またね
今日もまた まともにこれが言えてるから良かったな
冷蔵庫の奥や お友達の家に忘れた指切りは 今でも変わらぬまま
お前が戻るのを待ち続けていたんだ 息を殺してまでお前を待ち続けていた

私達は何も感じない物に手を付ける事を避けた それだけの話さ
肩を掴む汚い右手 ゆっくりと払い除ける仕草 分かるかい?分からないか

私達は何も感じない物に手を付ける事を避けた それだけの話さ
肩を掴む汚い右手 ゆっくりと払い除ける仕草覚えた 分かるかい?
消える事はないだろうなきっと 落ちない汚れを気にしていた それでも思えばさ
束の間でも笑う場所はあった 得る物も付いて来たとなれば そうだな悪く無いか
視覚 まだ見るか?見落とすなよこの目よ
聴覚 耳に下がる頬伝うあの歌
嗅覚 嘘の匂い 鼻利かせ鼻明かす
触覚 たった今 戸惑いを抱き寄せた

戯れ言の汽車に次から次へと 列を成してまで乗る奴居るんだ?
元々狂っているこのホームさ 始発から既にダイヤは乱れっぱなし
恐ろしい程に いや笑っちまうくらいに湿っぽい言葉 お別れの時だ
よくもまあこんなとこまで来たなと 水浴びを終えたカモメが飛び立った
切手貼ってそっと飛ばしたいんだ
凍てつく寒さや雨降りの雲に向かえ 俺はここに居るぜ
切手貼ってそっと飛ばしたから
凍てつく寒さや雨降りの雲に向かえ お便りを添えて
切手貼ってそっと飛ばしたいんだ

こんにちは ありがとう さようなら またね
今日もまた まともにこれが言えてるから良かったな
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